神経学的音楽療法

Neurological music therapy

カナダのトロント州立大学教授 Dr.Thautらにより確立された新しいリハビリテーションシステムで、物理的あるいは器質的中枢神経的障害からの動作、認識、感覚障害に音楽による更なる教育を加えることで現実社会への適応の促進を期待するトレーニングを行います。
当院では脳卒中、パーキンソン病、運動性失語症、認知症、失行症、高次脳機能障害などの患者様を対象としています。

吉栄会音楽療法活動実績

  • 2008年
    神経学的音楽療法導入
  • 2011年
    神経学的音楽療法(NMT)講演会主催
    NMT第一人者であるマイケル・タウト博士を招き大阪で開催
  • 2013年
    神経学的音楽療法(NMT)国際研修会協賛(講師:マイケル・タウト博士他)
    東京開催
  • 2022年
    神経学的音楽療法(NMT)国際研修会協賛(講師:マイケル・タウト博士他)
    オンライン開催

新聞掲載

  • 2021年
    朝日新聞

著書

  • 2014年
    杏林書院
    「音楽療法を知る–その理論と技法–. 第4章V. 脳卒中リハビリテーションにおける音楽療法」分担執筆

原著論文

  • 2021年
    The Showa University Journal of Medical Sciences
    「Relationship between musical and linguistic abilities in patients with aphasia
    (脳卒中後失語症患者の音楽能力と言語能力の関係について」
  • 2020年
    frontiers in Neuroscience
    「Lowered rhythm tapping ability in patients with constructional apraxia after stroke
    (脳卒中後の構成障害を呈する患者のリズムタッピング能力の低下について」

学会発表

  • 2023年
    日本リハビリテーション医学会学術集会 ポスター発表
    「脳卒中後のMini Mental State Examination成績と時間認知能力との関係」
  • 2019年
    国際リハビリテーション医学会世界会議 ポスター発表
    「Melodic Intonation Therapy for auditory comprehension: Melody reproduction is
    related to auditory comprehension of patients with aphasia after stroke
    (聴理解に対するメロディック・イントネーション・セラピー:メロディ再生は脳
    卒中後の失語症患者の聴理解と関連する)」
  • 2019年
    回復期リハビリテーション病棟協会研究大会 口頭発表
    「脳はリズムで動いている-神経学的音楽療法の活用―」
  • 2018年
    日本リハビリテーション医学会秋期学術集会 ポスター発表
    「リズム聴覚刺激により上肢機能が向上した小脳出血の一症例」
  • 2017年
    世界音楽療法大会 ポスター発表
    「Effect of rhythmic auditory stimulation on gait in stroke patients
    (脳卒中患者の歩行に対するリズム聴覚刺激の効果)」
    上記以外に日本高次脳機能障害学会学術総会、日本作業療法学会などで数多く発表
    その他、音楽療法に関する大学での講義、市民研修などを実施
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