Speech and hearing therapy
医師の指示に基づき、脳卒中や事故による頭部外傷、神経疾患などによっておこる「コミュニケーション」に障害を受けた患者様やご家族様に対し、相談・評価・指導を行い、豊かな生活ができるように支援します。
当院では、ことばが出にくい、ことばの意味がわからないといった「失語症」や、集中できない、計画的な行動ができない「高次脳機能障害」、食べ物を噛んだり飲んだりできない、むせてしまう「摂食嚥下障害」といった障害に専門的に対応します。
01
言語聴覚療法では、ことばを話すときに必要な呼吸機能や唇や舌といった発声・発語器官の運動の評価を行います。物品や絵カードを用いた訓練や、ジェスチャーなど非言語的コミュニケーション手段の獲得を目的にもアプローチを行います。
02
摂食・嚥下に関しては不十分な評価を行うと、誤嚥性肺炎など症状の悪化を招く恐れがあります。 より信頼性の高い評価及び診断を行うため、当院では嚥下造影検査を行い目では見えない摂食動態を、X線を用いて視覚的に確認し適切な評価及び訓練の選択、食事形態の決定を行っています。「食べること」への喜びを感じてもらえるよう支援します。